現在、木造住宅の梁桁材はホワイトウッドの集成材や米松を中心とした外材がシェアをしめています。一方、国産材を嗜好されるユーザー・工務店においては、現し工法などの普及により杉の梁桁材が使われ始めています。
しかし、長尺で特殊な寸法であるために、生産者側は「在庫リスクを伴うため見込み生産がしづらい」、需要者側は「使いたくても欲しいときにない」といった需給のミスマッチが原因となって流通量を延ばせてない状況がありました。
高知県内の原木生産者、製品製造者、製品・原木市場、製品利用者までの各流通の関係者が、ネットワークにより連携することで、こうした需給のミスマッチを解消して、県産の梁桁材を安定的に供給する体制の確立を目指します。
背 景
高知県梁桁ネットワークの主な取り組み
◆情報の交流
ネットワーク会員間での積極的な情報交流により、需給のバランスの調整、及び梁桁製品利用者(工務店の方など)のニーズを生産者(原木生産者・製品製造者)に伝える機会をつくります。
◆梁桁製品・原木のストック
梁桁用の原木及び多品種の梁桁製品を原木市場や製品市場・グループが一定量ストックすることより、納品のスピードアップを図ります。
◆ホームページによる
梁桁製品・原木の在庫情報の公開
製品市場、製品工場の梁桁製在庫情報をホームページに公開し、梁桁製品利用者(木材販売店、プレカット工場、工務店の方)が何処の工場・市場に、どのような梁桁製品があるのか「直近の在庫」が分るようにします。
また、原木市場の在庫情報をホームページに公開し、製材業者が欲しい原木をスピーディーに入手できるよう体制をつくります。